簡単なiPhone向け３Dゲームを作ろう
iPhone向けの３Dゲーム制作の練習シリーズです。
アンリアルエンジンでiPhone向けの３Dゲーム制作方法をまとめていきます。
細かな数値設定などの説明をしない場合もありますので、ご参考程度で確認ください。
※作業環境：UEバージョン5.５.１ Macbook Pro 2019年モデル iPhone11
私の使用したMacの性能だと、作業中の処理落ち、遅延が頻繁に発生しました。
もし同じような端末を使用する場合は、細目に保存することをお勧めします。
タイマーUI作成
今回はタイマーを表示するためのUIを作成していきます。
タイマー機能は次回実装します。
UIを作成する
「MyGame」フォルダーを開きます。
新しいフォルダーを作成し、名前を「UI」にします。
「UI」フォルダー内で右クリックし、「User Interface」の「Widget Blueprint」を選択します。
「Pick Parent Class for New Widget Blueprint」画面が表示されるので、「User Widget」をクリックします。
ファイル名を「WBP_Timer」にします。
「WBP_Timer」を開きます。
「Palette」内の検索バーで「Canvas Panel」を検索します。
「Canvas Panel」を、「Hierarchy」内の[WBP_Timer]にドラック＆ドロップします。
こんな感じになります。
「Palette」で「Text」を検索します。
「COMMON」の「Text」をドラック＆ドロップします。
タイマーを表示したい場所に配置します。
「Details」で細かく数値を設定できます。
要素の名前を「TextBlock_Timer」に変更し、「Is Variable」にチェックを入れます。
「Slot (Canvas Panel Slot)」の「Anchors」の「Anchors」をクリックし、「真ん中上」の起点を選択します。
こんな感じに起点が「Canvas Panel」の真ん中上に位置します。
その他の設定を変更していきます。
「Details」の「Text」を「00:00」にします。
その他の設定は上の写真を参考にしてください。
「Details」の「Justification」を真ん中のマークに変更します。
その他の設定は上の写真を参考にしてください。
「Details」の「Font」の「Outline Size」を「5」にします。
これは文字の輪郭線の太さを設定しています。
その他の設定は上の写真を参考にしてください。
こんな感じにタイマーが表示できます。
UIを画面に表示する
タイマー文字が作成できたので、画面に表示していきます。
レベルを「Main (Persistent)」に切り替えておきます。
画面上の「分岐マーク」（六角形+マークの右側にある）をクリックし、「Open Level Blueprint」を選択します。
このようにレベルブループリント画面が表示されます。
「Event BeginPlay」ノードから「Create Widget」ノードを呼び出します。
「Construct NONE」ノードが配置できました。
「Class」を「WBP_Timer」に変更します。
変更すると「Create WBP Timer Widget」とノードの名称が変更されます。
「Create WBP Timer Widget」ノードから「Add to Viewport」ノードを呼び出します。
「Add to Viewport」ノードが配置できました。
これでテストプレイすると画面にタイマーが表示されます。
タイマーUI作成完了
今回はここまでです。
次回は「タイマー機能を実装する」です。
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