簡単なiPhone向け３Dゲームを作ろう
iPhone向けの３Dゲーム制作の練習シリーズです。
アンリアルエンジンでiPhone向けの３Dゲーム制作方法をまとめていきます。
細かな数値設定などの説明をしない場合もありますので、ご参考程度で確認ください。
※作業環境：UEバージョン5.５.１ Macbook Pro 2019年モデル iPhone11
私の使用したMacの性能だと、作業中の処理落ち、遅延が頻繁に発生しました。
もし同じような端末を使用する場合は、細目に保存することをお勧めします。
処理量を抑える
性能の低いMacを使用する場合、UEエディタを使う際に遅延や処理落ちが頻繁に発生します。
少しでも改善するために処理量を抑える設定をしていきます。
設定を変更する
UEエディタ画面の右上に、下の写真のような「Settings」ボタンがあるのでクリックします。
項目が開かれるので、その中の「Engine Scalability Settings」と「Material Quality Level」、「Preview Platform」の設定を変更します。
「Engine Scalability Settings」の設定を「Low」にします。
「Material Quality Level」の設定が「Low」になっているか確認します。
今回はiOS用のゲームを作成するので、「Preview Platform」の設定を「IOS」の「iPhone 6S」もしくは「iPad Pro 6 12.9in」にします。
プラットフォーム変更中の画面が表示されます。
Macの性能によっては時間が掛かります。
設定が完了すると、UEエディタ画面にアップルのロゴボタンが現れます。
このボタンをオンオフすることで、モードを切り替えることが出来ます。
UEエディタ全体はこんな感じです。
テストプレイするとキャラクターの色が無くなる場合がありますが、すこし待てば処理が完了して、正常に表示されます。
モバイルとMacでは、処理能力の違いからゲームの感じが異なります。
この設定をしておけば、実機テストしたときの違いが無く、スムーズにゲーム制作を進めることが出来ます。
処理量の低減完了
今回はここまでです。
次回は「実機テスト」です。
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