iOS端末実機テストでヒッチ(カクツキ)が多い
今回は、iOS端末実機テストをしているときに、ヒッチ(カクツキ)が減少した方法を備忘録にします。
これは、特に重たい処理を実行していないのに、ヒッチ(Hitch)が起きる場合の解決事例です。
ヒッチの原因はさまざまあるので、その都度原因を追究する必要があります。
※作業環境:UEバージョン5.3.2 Windows11
備忘録
テスト端末をPCに接続して、UEエディタで直接端末へテストアプリをインストールすると、ヒッチが発生しました。
UEに用意されているテンプレートゲームを、手を加えずにios端末へインストールして、実機テストしただけなのにヒッチが発生しました。
とりあえず気にせずにゲーム制作を進めて、製作終盤でようやく解決しました。
ヒッチの解決方法
まずはゲームをパッケージ化します。
「iOS」の「Package Project」でパッケージ化を行い、完了するとipaファイルが作成されます。
私は今回、アプリリリースを見据えて「Shipping」用で作成しました。
作成したipaファイルを、「IPhonePackager」を使って実機にインストールします。
「IPhonePackager」の使い方は、以下の記事で紹介しています。
実機にインストール完了、テスト
実機にアプリがインストールできたら、プレイします。
すると、ヒッチが減少しました。
原因は分かりませんが、製作序盤から悩んでいたカクツキが無くなったので良しとします。
おそらくパッケージ化したときに、データが最適化されたのかもしれません。
何度も言いますがヒッチにはさまざまな原因があるので、ヒッチが起きたときは検証が必要です。
容量が大きいためだったり、処理量が多すぎたり、端末やOSの問題だったりさまざまです。
多くある原因の中の1つとして参考にしてもらえたらと思います。
もしかするとMac端末を使用してゲーム制作していれば、今回のヒッチに悩まされなかったかもしれません。
iOSアプリ関係のビルド方法についてのドキュメント
行き詰ったら、ドキュメントを確認することをお勧めします。
参考に、「iOS、iPadOS、Apple TV 向けのプロジェクトのビルド方法」が記載されたドキュメントのリンク先を以下に添付します。
上記が使えない場合はこちらからリンク先へ移動できます→UEドキュメントサイトへ
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